2012年3月4日日曜日

夢をかなえるゾウ/水野敬也・著

2010年1月24日(日)
ある日、主人公が目覚めると、自分の部屋に突然神がいた。神の名はガネーシャ、象の頭、人間の体、手が4本あり、関西弁で話しかけてくる、ふざけた神様だ。そんながさつで、ずうずうしい神様と同居を始める主人公が、だめ人間から、ガネーシャの教えを実行しながら「成功とはなにか」をつかんでいく物語。
よくある自己啓発本は教科書的な書式をとるのに対して、本書は完全に物語形式を取り、こういった啓発物に初めて取り組む人にも読みやすくなっている。また、話も大変おもしろく、電車の中で笑いをこらえる場面が何度があったほどだ。
私は実際、TV化された「夢ゾウ」を何度が観てしまったおかげで、話の内容がある程度わかってしまっていて、初々しさはなかったものの、TVを見ていなかったら、大変おもしろく、もっとのめり込んで読めただろうな、と思う。自分をcheer upさせる、この手の話は大好きで、内容もいいと思うので、思い切って皆さんにおすすめします。
中には本書を「自己啓発本の第一歩」と位置づけする人もいるが、私はこれ一冊で充分だ、と思う。この本さえあれば、他の本はいらないだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿