2012年3月4日日曜日

心に残るとっておきの話/潮文社編集部・編

2010年1月11日(月)
読者から募集した、美しい話を集めた本です。比較的年齢が高めの方の投稿が多く、戦争や戦後復興時の話が多く、当時の大変さとかがよくわかります。また各世代ともまんべんなく採用しているようで、それぞれの年代で感じ方、物事の捉え方が違って、人間性がよくでていておもしろいです。そんな中で、一番気を引いたのは、夢の中で、全く違う人生を歩んでいる自分がいて、それが現実と間違わんばかりにリアル。気になって、霊能者に相談したら、なんと、別次元に生きる自分の人生を、現世の自分が夢としてみているという話。
他の話は心が温かくなるような「普通」の話なのに対して、この話だけが、妙に浮いていて印象に残ってます。編集部、なんでこの話をこの本にいれたのだろう?

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