2012年3月4日日曜日

ボクの町/乃南アサ・著

2010年2月6日(土)
新米警察官の三ヶ月間の交番勤務研修期間を描いた作品。
高木聖大は、警察学校を出て、すぐ霞台駅前交番勤務を命ぜられる。もともと、成りたくてなったわけじゃない聖大にとって、警察官の仕事は、過酷で、厳しく、ちっともおもしろくない。やがて聖大は、警察官という仕事に疑問をもつようになる、、、、、、。
推理小説かな?と思って読んだのですが、そうじゃありません。純粋に、警察官という仕事を通して、聖大という若者が少しずつ成長していく姿を描いたものです。警察の仕事の様式が事細かに描かれていて、「マニア」にはおもしろいですよ。警察用語「戒名」「専務」これなんのことかわかりますか?全て本書にかかれてあります。

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