2012年3月11日日曜日

夜光虫/馳星周・著

2010年7月7日
台湾のやくざ「黒道」と台湾プロ野球選手の主人公が、八百長に手を染め、墜落していく様を描いたハードボイルドサスペンス。
主人公加倉は、日本のプロ野球を追われて台湾野球、しかも八百長野球にずっぽりはまっていた。日本に残した億単位の借金のためだ。しかし、八百長を同僚の俊郎にみつかる。正義感の強い俊郎は、警察に自首するよう説得する。身の破滅を感じた加倉はチームメイト俊郎を殺害してまでも、保身を図った。ここからずるずると、加倉の墜落が始まるのであった。

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