2012年3月4日日曜日

愛しの座敷わらし/荻原浩・著

2010年3月20日(土)
ある一家が座敷わらしと出会い、生活していくうちで様々な経験をしていく、ハートウォーミングストーリー。
前回紹介本に続き、こちらもイイ!!!。 2008年4月刊と、私が紹介するなかでは比較的新し目ですが、ノーマークの作家でした。
確かに特別驚くべき仕掛けもなく、あるひと夏を描いてあるだけ、と言ってしまえばそれだけなのですが、本を読み進めていくうちに、様々気づき、考えさせられる事が見えてきて、(私の良書の判断基準の中核です)読み進めていくうちに、自然と笑顔が出てきてしまいます。座敷わらしの本当の意味などもこの本から知りました。それにしても座敷わらしの描写のなんて可愛らしい事!!! 思わず会いたくなります。 ああ、遠野に行って見たい!!!

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